北海道現代史 資料編3(社会・文化・教育)
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路」への要望が圧倒的に多く三七%、二位が「駐車場」(二一%)、三位「公園・緑地」(一九%)、四位「上下水道」(一九%)、五位「保育所・託児所」(一三%)であつた。いとの要望が強いのは、「舗装を早める」(三五%)ことであり、「街路灯をふやす」(一六%)、「歩道の整備」(一二%)がこれにつづいている。るもの五九%、月一回以上タクシーを利用するもの五四%、月二~三回以上市電を利用するもの六三%であり、利用上の不満としては、バスでは「待時間が長い」(二三%)、「料金が高い」(二〇%)が、市電では「混みすぎる」(一八%)、「待時間が長い」(一〇%)があげられ、「不満はない」と云うものは、バス利用者の四〇%、市電利用者の六〇%である。所有していないものの九%は近く購入を考えている。所有者に運転上の不満を聞いた結果では、札幌市においては、「駐車禁止が多く目的の場所に止まれない」(六九%)、「都心に駐車場が少ない」(六六%)が圧倒的に多く、第三位に「車が多すぎて思うように走れない」(三七%)があげられているが、札幌以外の市では一、二位は変らず四九%・四〇%で、第三位は「歩行者が車道を歩くので運転しにくい」(二八%)であつて「車が多すぎて‥‥」は六位であり、若干事情が異なるようである。(緑地・公園)年に一~二回利用するものは二九%で、四七%のものは一度も利用したことがない。利用者の利用目的は「休日などに子供をつれて行く」(五一%)ことと「散歩に行く」(三二%)ことが殆どであり、公園増設を希望するもの(五二%)の希望内容も、「住宅地の近く」(三八%)で、「子供を遊ばせる施設の多い公園」(二五%)である。第2節 高度経済成長期の都市化と都市生活19719.四輪乗用車を所有しているものは一九%であるが、18.交通機関については、月二~三回以上バスを利用す20.市内の公園を月一~二回以上利用するものは二四%、17.道路整備については、当面まず第一に行なつてほし

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