北海道現代史 資料編3(社会・文化・教育)
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主要都市の塵芥処理%、周辺の森林を保護した方がよいとするものは八四%であり、市や道が買収してでも残すべきだと強く希望するものは三〇%である。な場合に「進んで協力する」というものは札幌市で三七%、札幌以外の市では二八%であるが、条件次第では協力するというものは、全体の七七%であり、農林漁業者(八七%)、商工サービス業(八二%)に比較的協力的態度が多くみられる。札幌市における塵芥処理事業の概況1.沿革千歳市議会民生常任委員会『北海道都市における塵芥処理の状況』〔一九六二年〕(北海道立文書館所蔵)昭和三五年までは、全市について中央部は各戸に塵芥箱を、周辺には一〇戸程度を単位とする共同ゴミ箱を置いて収集し、手数量()も人員と家屋面積を標準とする点数制であつたが、昭和三六年四月より、大通り地区一、三〇〇戸を従量制のモデル地区に指定し、その結果から昭和三七年四月より、これを四地区四万九千世帯まで拡げて実施中であり、更に本年一〇月、明年四月、同一〇月の三回に分けて拡張し、全戸を従量制に改める計画である。〈中略〉沿革大正一五年から昭和一五年まで衛生組合が処理事業を行なつていたが、昭和一六年市の直営事業に移した。昭和三一年帯広市清掃条例を制定し、手数料の算定方法を従来の従量制から今の外形標準制に切替るとともに、業者の一部代行制を採用した。特異な点帯広市の概況  料 第1部 社会・文化 第3章 都市化と都市の生活13 22.自分の土地などが、都市計画のため道路となるよう21.市内の街路樹を増やした方がよいとするものは五五198

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