コンビニの誕生D-2408-9999-00028535荷物の搬出入について公園内は、原則として一般車輌の通行ができないので、暫定処理として、各条及び仲通りに駐車ゾーンを道路管理者において設置する。商店街としては、配送センター計画を樹て、共同施設を早急に設置する。コンビニエンス・ストア札幌にモデル店 米国で爆発的にふえているコンビニエンス・ストア 実験的にはじめ、かなりの成果をあげている。道内では(ミニ・スーパー)を道内でも採用しようという動きが一部で出ているが、札幌市内のチェーン・ストアですでにモデル店を新設するなどコンビニエンス・スタイルを北海道新聞社許諾新型のミニ・スーパー(旭川市役所所蔵)『北海道新聞』一九七一年七月二三日もちろん初めてで、この時代を先取りした商法に強い関心が集まっている。これを実施したのは札幌市手稲西野に本部を置くオレンジチェーン。同チェーンは札幌公開経営チェーン(本部・札幌、三十四社五十六店加盟)に加盟している山の手ストア、川島商店、松下商店、榎本商店の四社十一店がこの三月に結成した。各店はほとんど三百平方メートル以下の店舗で、しかもスーパー形式になっており、チェーン結成も『札幌の土壌に合ったコンビニエンス・ストアを作りたい』(桐生泰夫・代表取締役)がねらいだった。同チェーンのシステムは、本部が肉、鮮魚、青果物を一括共同仕入れし、このうち肉、鮮魚は本部土場で製品にして事前にパッキングし、低温管理で各店舗に毎日二回、調査データに基づいた数量を配送するほか、他の商品は札幌公開経営チェーンで共同仕入れし、売価指導もしている。一方、各店舗は事前パッキングによるオープン・ディ第1部 社会・文化 第3章 都市化と都市の生活15 (4) 204
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