脱スパイクタイヤ推進条例樹木の見本園として、庭木愛好者に喜ばれそうだ。国営滝野すずらん丘陵公園は三十日午前十時にオープンする。今回一般開放されるのは、アシリベツの滝を中心とした渓流地帯。河原には散策庭園のほか炊事コーナー、レストラン、バーベキューコーナーがある。当日は釣り堀の無料開放、樹木の名前当てクイズなどの催しが行われる。1 スパイクタイヤ規制の基本的考え方スパイクタイヤ問題の認識ア スパイクタイヤ問題スパイクタイヤは、冬期間における自動車の走行安定性を高め、利便性や安全性に寄与するという利点から広く普及してきた。北海道保健環境部環境調整課『スパイクタイヤ規制の制度化(答申)』一九八九年性質から、結果として、道路舗装や道路標示等の損耗といった公共用物の損傷と、それに伴う粉じんによる大気汚染等の問題を生じさせている。イ 適な生活環境を損ない、健康への影響が懸念されるばかりでなく、道路補修、道路清掃等の経費の増大や舗装路面のわだち掘れによる交通安全上の障害の発生を招いているなど大きな社会問題となっている。るが、郡部においても問題の発生がみられること、さらに自動車交通の広域性も考え、都市部、郡部を問わず全道民共通の課題としてとらえるべきである。スパイクタイヤ規制の基本理念スパイクタイヤの使用は、昭和六三年六月二日公害等調整委員会において成立したスパイクタイヤの製造売中止に係る調停(以下、「国の調停」という。)等の国一方、スパイクタイヤは、それが本来有している問題解決へ向けてのとらえ方スパイクタイヤの使用によって生じる問題は、快また、この問題は、都市部において顕在化してい •販 (1) (2) 第1部 社会・文化 第3章 都市化と都市の生活18 208
元のページ ../index.html#224