北海道現代史 資料編3(社会・文化・教育)
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㈠ 補装具、車椅子等完全無料化㈡ 住宅改造に関する援助㈢ 障害に合った職業の斡旋四、人的整備体制等行政体制の整備㈠ 専従体制等の道行政としての整備㈡ 専門家の協力体制㈢ スモン専門の窓口と各種自治体への連絡体制五、スモンの会の活動強化への協力(専従者、運転手等)㈠ 団体運営事業補助金の増額スモンの会専従者、運転手への給料の支払㈡ 事務所借上費用の援助㈢ 恒久対策、他、会活動費用の援助六、その他罹患以来十年から二十年余の年月未だ何の治療法もないスモンです。道行政におきましては前記要請致しましたスモン対策を早急に実現して下さいますよう御尽力下さい。又、特にスモン治療法皆無の中で苦痛のどん底にあえぐ患者達に五十五年度予算として寒冷地手当の支給、通院費の無料化、ハリ、灸、マッサージ、漢方薬の無料化、合併症に対する公費負担の実現が尚更に早急に行われますよう切にお願い致します。又、各自治体に於ける身障者雇用の中にスモン患者を入れて下さいます様よろしくお願い致します。スモン患者と家族が一日も早く人間らしい生活を回復出来るよう心から待ち望んでおります。(北海道立図書館所蔵)311第3節 疾病とその対策   (イ) 

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