編者注)〔(有珠漁業協同組合作成ビラ〕我々が北電と話し合つた結果は、国の環境基準 排出基準 に対し、三五万KW二基で、〇・〇一九四PPMとなつているので心配はありません。ゆがめられた情報に惑わされることなく、町発展のため、建設に協力しましよう。大石環境庁長官は451~4711」一九七〇~七三年.. -伊伊達達青商年工会会議議所所 容 (北海道立文書館所蔵 北海道胆振支庁経済部水産課「伊達火発関係 〇・二PPM〇・〇三八PPM(ボイラー一缶当り)明るく豊かな地域を築く会代表A一一二 一六七二)我々有珠漁業組合では、去る〔(一九七二年〕一月二六日大石長官を訪れ、北電伊達火力発電所建設を中止するように陳情した。獲る漁業から育てる漁業へ、研究と努力の甲斐があり見通しも明るくなつた噴火湾のホタテ、ノリ、コンブ、ワカメ、アワビは、火力発電所の温□(□等で近い将来には、全滅する事が、予想されるので伊達火力発電所建設は、中止するように申し入□)た。電力は、必要だが、建設予定地の伊達町に持つて来るのは、間違いであると言つた。長官は、伊達町には、来た事があるし良く知つているといわれ、風光明媚な、「緑と太陽の町」伊達町だけは、この美しいままで残しておきたいといわれた。今、全国いたる所で、公害により、泣き、苦しみ、悩「伊達火力発電所建設には、反対だと言つた」内 長官の答弁(れカ編者注)排水カ)―有珠漁業協同組合―4 反対派の主張〈一九七二年〉358第1部 社会・文化 第6章 社会運動【市民・環境・政治運動】
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