ご苦労さま‼全道各地から参加の皆さん 緑の国土を砲弾で荒すな‼ のもとに全道各地から結集された、仲間の皆さんにあつい友情と連帯のあいさつを送ります。第一回矢臼別盆おどり大会は、平和碑の除幕式を兼ね、大会の前後には自衛隊がバズーカ砲、機銃、自動小銃をぶっ放すなかで行なわれました。(四〇〇名参加)第二回はエリモ岬がミサイル試射場に決定され続いてR三〇ロケットを矢臼にもちこむことを発表されたなかで(八〇〇名参加)第三回はアメリカのベトナム侵略が一層はげしくなり、日本が核基地化されつつあるなかで(一二〇〇名参加)第四回は「三次防」〔(第三次防衛力整備計画 七~七一〕の具体的なあらわれとして、ナイキ・ハーキュリーズの本土最初の配備を千歳と長沼に決定し、ま宅信一「矢臼別のたたかい 年 所収)一九六九年編者注)さに北海道の核ミサイル化のあらわれのなかで開かれました。そして今年の第五回矢臼別平和盆おどり大会は、侵略と戦争、日本国民の生活破壊の根源である、日米安保条約の「固定期限」終了期を一年前にし、いま日米安保条約の延長・拡大強化をゆるすか、廃棄をかちとるか、沖縄の米軍支配、「核基地つき自由使用」をゆるすか、即時無条件・全面返還をかちとるかを頂点とする、米日戦争勢力と日本国民との、まさに日本の進路をめぐる政治的対決が大きなうねりとなり、全民族的な歴史的なたたかいが展開されようとしている中で開かれようとしています。今回の盆おどりは、日農の提起しているヘリポート撤去と安保廃棄を固く結合した斗う盆おどりです。今夜、演習場のどまん中で斗う盆おどりを力いっぱい 一九六くりひろげます。それは明日からの斗いへの確信となり、共斗の輪を一層ひろめ強くするうえで、このうえもなく大きな役割を果すにちがいありません。そしてなにより373’69 (1)」一九六九第2節 自衛隊・海兵隊と反対運動
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