北海道現代史 資料編3(社会・文化・教育)
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もし今回、おたがいの出会いがみのりあるものとなったら、来年はどこか別のところへあつまり、その地の運動からまなび、討論する‥‥というようにつきあいがひらければいいな、と夢をえがいてもいます。ところで、残念ながら私たちには皆さんの旅費を負担する力はありません。できることは、泊るところと食べることを保証することだけです。たいへん申訳ありませんが、旅費はお仲間のカンパで自弁してきていただきたいのです。遠くて費用が高くかかるので無理はおねがいできません。きていただければ、ただうれしいだけです。(―文このの中文か章らは抜’80す年い11し月た2も日のでのす札。幌シンポジウムの)時間が許す方は、五日でも一週間でも滞在してください。どうか趣旨を御理解の上、御検討くださいますようおねがい申し上げます。※(注1)‥各グループを紹介すると、伊達―三里塚と共に歩む会、アジアの女たちの会・札幌、電気料金値上げ阻止連絡会、札幌地区反戦青年委員会、ミニコミショップひらひら運営委員会、日韓連帯北海道民衆会議、札幌・日韓問題を考える会、協働社、「労働情報」北海道支局に結集する労働者、などです。(文責花崎)後、’81年1月10日付発行の「結」に掲載された総括第一に「地域」論があった。この点では、これまで「地域」というと、自然発生的に生まれた近隣・隣接の斗争拠点や集団の共斗にかぶされた名前といったところがあったが、その水準を越えたところで「地域」をとらえることについては、お互いの問題意識は共通していたと「地域をひらく」札幌シンポジウムを終えて―論点の整理と若干の感想以下、駆け足で論じられた点をあげてゆくと、まず(特定非営利活動法人さっぽろ自由学校「遊」所蔵)『地域を拓くシンポジウム №一』一九八一年告‥動総括地域をひらくシンポジウム八一報札幌の運386   第1部 社会・文化 第6章 社会運動【市民・環境・政治運動】16 

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