北海道現代史 資料編3(社会・文化・教育)
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ます。なお、この質問状への回答は、次回委員会(一一月一七日)開催後、速やかに文書による回答をお願いいたします。1.委負会の議論は、「原則的に公開である」べきと考えられます。これは、出される結論をより有効にするために極めて重要です。この点、なぜ原則非公開とされたのか、お答えいただきたいと思います。非公開にされる場合は、はっきりした理由を示される必要があります。なお、この点は報道機関についても同様の考えと伝えられています。2.意見聴取にあたっては、道内の専門家はもとより全国の様々な分野で活躍されている専門家の意見を聴取されることを重ねてお願いします。この点は、先月の要望でもお伝えしております。具体的な人選については私どもにも案があるので今後連絡をいただければ対応させていただきます。この点、現地以外の専門家の発言がより客観的である場合があることを検討いただきたいと思います。3.意見聴取のなかで、私ども六団体を自然保護団体として検討されているように伺っておりますが、これに関しまして、聴取先は六団体に限定せず、希望する団体、個人を加えていただきたいとお願いいたします。また、意見聴取は、原則として公開の場で行い、発言者も一団体一名と限定せず、可能な限り十分時間をとっていただき、質疑応答の時間や時間の延長も柔軟に行っていただきたいと思います。4.今後の進め方について、突然に最終答申というような進め方ではなく一旦試案をまとめられ、この試案を広報紙等で公開し広く意見を聴取され、続いて公聴会などを開催してさらに意見表明・共有、コミュニケーションの場を設けられ(よう要望いたします(別紙付いたします)。〈略〉にて委員会の進行についての私どもの提案を添る脱カ)(市民ネットワーク北海道所蔵)412第1部 社会・文化 第6章 社会運動【市民・環境・政治運動】

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