当別ダム上流部にゴルフ場スキー場はいらない!二〇〇七年に完成予定の当別ダムから、札幌市・小樽市・石狩市・当別町の四市町に飲料水が供給されます。その水源の上流部になんとゴルフ場とスキー場開発の計画があるというのです。(カムイ・ジャンボリー高原開発)この計画は北海道が推進する「道民の森」構想の中の民間活用として位置づけられ、すでにトも終了しています。一方、併設されるスキー場建設のために、水源かん養保安林の伐採計画もあります。樹木の伐採により山の保当別ダム上流部リゾート開発『当別ダム上流部のゴルフ場建設計画に反対する市民連絡会ニュース』№一(市民ネットワーク北海道「96全体委員会」所収)一九九七年二月水力が低下し、大雨による鉄砲水などダムへの影響が心配されます。・ が発生しやすい。・ れる。・ の水質に比べて汚濁している。・ で管理すると言っているが、化学肥料は使われダムの水質をさらに悪化する恐れがある。・ 環境アセスメンのため、土砂の流入によりダムの水深がますます浅くなる・ 開発であり、当別町に六つ目のゴルフ場が本当に必要どんなダム湖なの?予定地がなだらかな山間のため、水深が浅く有機物地質は泥炭層で、フミン質・鉄などの溶出が懸念さ当別川の水質そのものが、豊平峡ダム・定山渓ダム水源上流部にゴルフ場の建設が本当に必要か開発業者はゴルフ場を無農薬で、また一部を人工芝地面を掘り返し地下に配管を設置する人工的な施設バブル期という時代背景の中で計画されたリゾート反対のアピール * (3) 417第6節 自然保護・環境運動の隆盛31
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