(会連絡)467第4節 男女平等参画社会を目指して北海道女性の自立プラン(仮称)についての意見区 分プ ラ ン に つ い て の 意 見プランの策定にあたって プランの策定にあたっては、十分な論議を重ね、更に幅広く道民参加のもとでプランを策定すること。「憲法」「教育基本法」「女子差別撤廃条約」「ILO156号条約」「165号勧告」を基本として策定のこと。 プランの策定にあたっては、より広く、より多くの女性の参加によって、十分時間をかけて論議をつくし、衆知を集めて策定すること。 原案は、より多くの団体、道民に公開し、道民のつどいの開催などして、多くの道民参加によって策定すること。 〈中略〉基本理念、基本構想について1 基本構想を策定するにあたって、自立プランの基本理念について、より広くより多数の人々と、十分に時間をかけて、論議すること。2 基本構想の策定について 21世紀を展望して、男女平等の社会、男女共同社会を実現するためには、「憲法」「教育基本法」「女子差別撤廃条約」「2000年に向けての女性の地位向上のための将来戦略」を基本理念とすることに加え、ILO156号条約、165号勧告(家庭的責任を有する男女労働者の機会均等及び平等待遇に関する条約及び勧告)をも基本理念として、北海道の女性問題の基本的な課題とその解決のための基本方向を明らかにすること。 21世紀においては、1 寿命が延び、時に女性の独居老人が増加する。2 核家族化の定着と住宅の改良による三世代同居の兆がみうけられる。3 高学歴化が進み、特に女性の社会参加への意欲が増加する。4 科学の進歩により、余暇時間が増加するとともに、生きがいを求めていく。 このような状況から、家庭のあり方も変化し、女性の生き方も固定したものでなく、労働・ボランティア家庭婦人と多様化した生き方を求めていくことから、これらの選択できる能力を養うとともに、条件の整備を図る必要がある。家 庭 育児についての社会的責任を明確にし、その施策の確立⑴ 育児休業制度の確立 ⑵ 母性保護 ⑶ 母子健康対策 ⑷ 保育施設の質的充実 ⑸ 各種相談所の充実⑹ 家庭のあり方を明るく健康にするための教育⑺ 家庭内の男女平等の意識を啓発する健全な環境整備(昭和60年10月現在)団 体 名北海道主婦会連絡協議会北海道母と女教師の会連絡協議会北海道母と女教師の会連絡協議会北海道婦人行動計画宗谷地域推進協議会北海道婦人保護職親連合協議会
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