北海道現代史 資料編3(社会・文化・教育)
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471第4節 男女平等参画社会を目指して区 分プ ラ ン に つ い て の 意 見福 祉 高齢化社会にむけて、生活の安定を確保する。1  生活の安定を図るため、どんな条件においても年金を受けることができる制度の確立2  若いうちから、経済的自立のための努力も必要であるが、生きがいづくり、地域づくり、仲間づくりをするふれあいの場、健康で老いるための体力づくりの場(施設)をもう一度見直すこと。3  自分の時間、労力、知識を生かせる場(職場、ボランティア活動)の拡大を図る。4  在宅介護の婦人に対する援護、寝たきり老人に必要な施設の充実を図る。 高齢化社会の問題は、女性の問題でもあることをふまえて、老後の生活保障のための具体的施策を打ち出すこと。 高齢化社会における女性の授産所(仮称)設置について 今後高齢化が一層進み、特に女性の平均寿命が長い。将来高齢者の生活設計を考えるとき、単なる老後保養のための社会保障施設ではなく、生産性を持った施設で、自分の能力に応じた職能につくことができるようにすること。 婦人の福祉向上の促進 高齢化社会を迎え、年金制度問題、老人福祉対策の改善を図り、婦人の経済的自立を考える施策が必要である。 母親の就労、社会参加の増加に伴い子供達の環境の変化が予想される。家庭の教育機能を強化し、補完するための児童生徒の健全育成施設の整備、充実が必要である。 男性の健康管理を行うこと。 女性が、社会参加をする場合、必ず男性の協力が必要である。女性も健康であると同時に、あらゆる病気から男性を守るベく積極的に努めること。1  人生80年代にふさわしい健康づくりを─地域の成人病の予防など保健活動をすすめる。2  どこでも誰でも、安心して受けられる保健医療の実現を─広い範囲の保健医療サービスを継続し、供給する。3  地域に必要な医療関係者を確保する。4  高齢化社会にむけて、中間施設の設置と相談体制の確保5  高齢者の安定した生活づくり団 体 名北海道婦人行動計画 留萌地域推進協議会北海道母と女教師の会連絡協議会釧路消費者協会北海道婦人行動計画 網走地域推進協議会北海道父母と先生の会連合会北海道高等学校PTA連合会日本看護協会北海道支部

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