北海道現代史 資料編3(社会・文化・教育)
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修築事業所の作業船一隻が転覆したほか、庶野、幌泉等で海産資源、漁網の流失が若干あつたが、地震による被害はほとんどなかつた。 (三石):学校関係の集合煙突の倒壊、舗装国道の亀裂沈下などがおもなものである。 (静内):学校の煙突の倒壊、橋の付近の道路の亀裂などがあつた。 (門別):家屋全壊、集合煙突の倒壊、国道の陥没などがあつた。 (浦河):家屋全壊のほか、集合煙突の倒壊、建物・道路・施設の亀裂、沈下などが多く発生した。また津波のため作業小屋や漁網の流されたもの、床上まで浸水した建物があつた。(北海道立文書館所蔵 A一一三 六〇三)-512第1部 社会・文化 第7章 自然災害と防災

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