北海道現代史 資料編3(社会・文化・教育)
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教  会  信  徒  日曜礼拝出席数以上の統計によつて明らかなことは、わが北海教区の再建いまだ完成せず、教団離脱問題によつて蒙つた傷痕数計08285689667数566    いまだ癒えずということである。次に教区活動において、当教区のもつ特殊な条件を挙げて見よう。1 2 教会数が少い。(五三)全国一四教区中最少である(奥羽五七 八)弱少教会が圧倒的に多い。北海道開拓伝道の結果、既に見た如く援助を必要とする弱少教会が輩出した。これらと既存教会とは教勢において著しい格差があり、一種の二重構造を構成している。例えば信徒総数(三、九八二人)をとつて見ればその半分が既存の八教会(札幌・北光・旭川六条・小樽公園通り・新生・野幌・函館・釧路)によつて占められている。又拓伝教会(二七)の信徒数総計は、教区全信徒数の一八%にすぎない。これら弱少教会を援助しうる力のある教会はまことに少い(一種教会二三、ただし年間予算五〇万以上九教会)東中国五555第2節 経済成長期の教線拡大と葛藤第 一 種第 二 種伝 道 所   0~ 50人 51~100101~150151 以上総   数受 洗 者  0~10人11~2526~5051 以上平   均昭和24年昭和27年(離脱問題前)(拓伝開始)31124311教会15   9   8   5.858人 3.244393   5   11   15   12   2.120人 1.473昭和37年172315152753323.983212407141814101.511

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