北海道現代史 資料編3(社会・文化・教育)
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〔GHQ/SCAPRecords,CivilffairsSection(連花まつり〔(原文英語〕主催 札幌花まつり奉讃会後援 札幌商工会議所、北海道新聞社、新北海新聞社花まつりは通常四月八日に白い象(平和のシンボル)と子どもたちの行進や音楽・踊りなど、様々な行事で釈迦の生誕を祝うものである。しかし、北海道では気候条件のため一月遅れで催される。今年は札幌花まつり奉讃会主催のもと、以下のようなスケジュールで開催される。〝花まつり週間〟の行事五月三日(水) 「A ―     合国最高司令官総司令部民事局文書)〕一九五〇年Information編者注)Techniques/Entertainment」一.おとぎ車 北海道児童文化会、仏教日曜学校連盟の生徒と先生が豊平駅前、北大前、円山、一中前、狸小路など札幌の一五、六カ所を巡回し、子供向けに童話を語り、音楽や舞踊を演じる二.鉄北地区花まつり北斗高校にて五月五日(金)こどもの日一.スクエアダンスの会と地区子供花まつり午後一時東本願寺境内大谷中高校生ら八百余名が釈迦生誕の日のために演奏の特別奉仕をする。また紙芝居、人形劇、舞踊が披露される二.聖地巡回継走大会各団体三名が参加し、午後一時東本願寺出発、有名な聖地を巡回する。三.各地区花まつりと子供大会豊平・白石地区午前九時午後四時一条橋付近第一節 占領下・復興期のまつり1 GHQが記録した札幌花まつり第1部 社会・文化 第9章 まつり574

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