連日三〇度以上の猛暑が続く中、第一五回「おけと夏まつり」が、一〇・一一の二日間行なわれた。今年は東芝日曜劇場のロケが重なって、各行事とも最高の盛りあがりを見せた。四五チームが参加熱戦 まつりのメイン行事である〝人間ばんば〟は北見・佐呂間・陸別・釧路などから今年は四十五チームが参加して行なわれ、優勝賞金を手中に収めようとどのチームも必死の形相で〝バチ〟を引いていた。予選レースでは力の差がはっきりと現われ、トップがゴールインしても、まだ第一障害で苦労する姿も見られた。しかし、決勝レースではさすがに各予選を通過した精鋭チーム、スタートから白熱した接戦が続いた。結局第二障害を最初にクリアした置戸エンタイヒーロー(遠藤組)が、生田原のウラシマタロウズを一馬身の差で振り切り、去年に続いて念願の二連覇を果たした。今年は過去最高の約七千人の観客を集め、〝人馬券〟は各レース四百枚平均の売れ行き。真野響子と池内淳子人間ばん馬の予想を盛り込んだ〝人馬新聞〟も飛ぶように売れていた。また、レースの合間には〝山神太鼓〟や〝シシ舞い〟が披露され、祭りの雰囲気を一層盛り上げていた。人間ばんば決勝レースの結果は次のとおり。北海道知事杯、HBC北海道放送杯、置戸営林署長杯、北海道新聞社賞、東芝賞優 勝 準優勝 三 位 四 位 五 位 六 位 七 位 八 位 公民館前に設けられた〝お祭り広場〟では、地区代表十名によるカラオケ競演や、置戸芸能獅子舞が十日行われ、「あの人こんなに歌上手だったのねエ」などと観衆エンタイヒーロー(置戸)遠藤組ウラシマタロウズ(生田原)生田原牧場アドベンチャー一世(陸別)陸別農協ツナヒキオー(置戸)細川きゅう舎シロハナシンザン(置戸)秋田体振アドベンチャー二世(陸別)陸別農協ジャンコー(置戸)置戸営林署ペリカンアローA(北見)日本通運カラオケや民謡ショー お祭り広場 第1部 社会・文化 第9章 まつり592
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