D-2408-9999-00028535また、メンバー同士が音楽を介して心を一つにし、励まし合い、競い合いながらオーケストラとして完成していく姿は、海を越えた友好親善といえます。この練習の成果が試されるのが、七月三日と八日に行われる演奏会です。きっと、国境を越えた見事なハーモニーを聴けることでしょう。また、このメンバーの中から、第二、第三のバーンスタイン、小澤征爾が生まれ、パシフィック・ミュージック・フェスティバルを世界有数の国際音楽祭へと育てていってくれることを期待したいものです。迫力の踊りたっぷり〔(六月一四日付記事〕第一回よさこいソーラン祭り札幌・大通公園に一〇〇〇人『北海道新聞』一九九二年六月一四日、一五日北海道新聞社許諾編者注)(北海道立図書館所蔵)第一回よさこいソーラン祭りが、十三日、札幌・大通公園周辺で開かれ、道内外から参加した十組のチーム、約千人が迫力十分の踊りを披露した。午後二時、大通西八丁目を出発。ソーラン節とよさこい節をミックスしたディスコ調や、ロック調の曲を流して練り歩いた。他を圧倒したのが、本場・高知のよさこい祭りで昨年、グランプリを受賞した「セントラルグループ」。ダイナミックな踊りと、ノリの良いリズムは、観衆から大きな拍手を浴びた。十四日は午後一時に大通西八を出発。午後二時半ごろに南二西四交差点で全チームの競演も。また、午前十時半から北海学園大学で横路知事と、橋本・高知県知事の対談、学生との討論会を開く。どーする郷土の活性化〔(六月一五日付夕刊記事〕「よさこいソーラン祭り」フォーラム学生ら三〇〇人 論議も熱く編者注)第一回よさこいソーラン祭りとその意義第3節 まつりへのまなざしの変化と更なるまつりの創造601 17
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