など陸に海に、豊富な資げんにかこまれまさに産業日本の宝庫ともいえる土地柄でありながら、これまで一つの地方新聞すらなかつたということはそれだけ生活文化に遅れていたということにもなります。 「日刊宗谷」は単に知りたいことをおしらせするばかりでなく、各人各説の交流をはかり、正しく明るい生活文化に役立てたい熱意のもとに企てられたもので、株主もひとり稚内町とは限らず管内外隣接の各方面にわたつていますので、名実ともにみなさまの新聞であるわけです、どうか本紙を十分利用され、よりよい村の建設よりよい生活えの友となされるようお希いいたします。(北海道立図書館所蔵)619第2節 地方紙の簇生と成長
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