北海道現代史 資料編3(社会・文化・教育)
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せて読んでもらい、意見を聞いて作っていきたい。とにかく町の人たち同士が話し合うことができ、五年後、十年後の八雲の夢が実現できるような方向に少しでも役立っていけたらと思います。自然と食の豊富な町に恵まれているのに心が狭くなっていては自然の世界に申し訳ない。我々に与えてくれたこの町と、時間と友に感謝し、精一杯行動していきたい。結果を考えて行動するのではなく、まず動いてみよう。思慮深くないと批判もあるかもしれませんが……。そんな思いの人が集まり始めることになりました。多くの人が積極的に参加して、自分の事作り、足跡を残してみよう。老若男女、業種を問わず、八雲住民に限らず輪を広げていけたら最高です。〝良い生活より良い人生を〟私も初めての経験で何をどうしたら良いかわかりませんが、思いは人一倍あります。皆さんと一緒に楽しいミニコミ誌を作っていきたいと思っています。この機会に始めてお逢いする人がたくさんでてきて、〝八雲を思い人〟が増える事を期待し、力強く感じております。自然と人のかかわりを大切に〝八雲はステキな町〟と言ってもらえるように協力し、アイデアを出し合い、楽しい事作りをしていきたいと思っています。子供たちも大人たちも無邪気に過ごす時間を作ることが今一番必要です。たくさんの人に参加していただき、意見を出しあえるようご協力をお願い申し上げます。(北海道立図書館所蔵)642     第1部 社会・文化 第10章 地域からの情報発信

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