北海道現代史 資料編3(社会・文化・教育)
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て、量を多く使うというよい習慣を、保ちつづけたいものです。・これには、是非、カルシューム(コロカルソ)を加えて、仕込みましょう。3 脂肪を、多く摂りましょう最近、摂取量は増えていますが、まだ不足です。日本人の食習慣では、摂りにくいのですが、洋風化すると油料理が多くなり、パンには、バター、マーガリンを使うのでとりやすくなります。・緑黄野菜を、油いためして、必らず料理のつけ合わせに使う習慣をつけましょう。・脂肪が動脈硬化に悪いというのは、アメリカなみに摂っている人のことで、まだまだ日本では恐れる必要はありません。ただ高年令になるほど、動物性脂肪→植物性脂肪に、切りかえた方が安全です。4 カルシュームを、もっと摂りましょう。大変不足しています。・骨、歯の成分というだけでなく、神経安静作用があ・カルシューム不足は、血液を酸性にし、疲れ易く、・骨まで食べられる小魚・海藻・野菜などは含有量は5 ・最も不足しています。脂溶性で水に溶けず、安定し・緑黄野菜には、プロビタミンAのカロチンがありまります。落ちつきがなく、いらいら神経質になる時は、カルシューム不足のせいではないでしょうか。体の抵抗力が弱くなるといわれます。多いが、消化吸収率が低く、牛乳・乳製品は、消化しやすいので、もっと飲みたいものです。乳製品のうち、値段の安いスキムミルクを、料理に沢山使うことをおすすめします。スープ・シチュウ・カレーなど、また、おやつ用として、パン・ビスケット、プリンなどにも入れて使うことができます。ビタミンAを、今までの倍くらいとりましょう。たビタミンのように思われていますが、酸化しやすい性質のものです。668第1部 社会・文化 第11章 食文化・住文化【食文化】    

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