二 その他の住宅施設三 一般建ちく施設来る六日から左記旧町内会に石炭を一噸宛を配給しますから印かん総合通帳持参配炭公団に提出下さい。寒い冬を控えて 木 北見の木炭事情は他燃料同様窮屈な状態におかれている。現在網走支庁管内各駅たい貨はざつと三万俵、山元たい貨二万俵(内三分の二が裸俵)ほかに本夏まで農業会の買付けたもの二万俵計七万俵が眠つている。九月中は水害で出荷をそばまれたが本月に入つて上旬の貨車割当わずか五車、しかも全部が旭川方面へ向いて北見を素通りしている。中下旬には二二車の割当があり約三千俵が北見へ到着する見込みであるが生産をそばむものは労力不足、生産賃金の不足、包装材料難、原木価格 など種々あげられており管内で約五百万円を常時遊動資編者注)〔(一〇月一〇日付記事〕燃料事情のあれこれ金として確保しなければならぬ実情にあるにかかわらず全く逼塞していて目下これが解決に奔走している。包装材料の緩和は現在みとほしがなくこれが解決せば現在津別七千俵、佐呂間六千俵、滝の上三千五百俵のたい貨だけでも北見市二ヵ月分以上を賄える分が宙に浮いてくるわけである。これが解決について消費者の積極的な活動を要請しているが薪炭林産組合連合会事務所では燃料対策委員会との接渉を受けずと洩らしており近く市役所を通じ市民の協力をもとめる計画で進んでいると。十月分の北見市石炭割当数量は二三六〇噸の決定を見 炭 炭 北見市に入手出来ることが可能となつた。なお十月北見たので北見地区燃料対策委員十二名は去る一日から四日の予定で釧路におもむき二班にわかれ一班は春取、庶路炭山他の一班は尺別、雄別炭山方面に出動、割当量確保、即時輪送を懇請したが現在のところ一日平均二八九噸が来つつあるので輸送に支障をきたさないかぎり割当量は市割当量中二五〇噸は大口消費として工場に廻るが他は石 61第2節 自力での物資調達と配給・供出
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