3 北海道障害者スポーツ大会純朴で野性的な力強さを秘め、北海道の風土と道民の象徴である。この大会が、美しく花開き、大きく実を結ぶようにとの熱い願いがこめられている。スローガン(合言葉) 君よ今、北の大地の風となれ全国から、スポーツの精鋭たちが、四季の変化に富み美しい大自然に恵まれた北海道に集まってくる。この北の大地から、一人ひとりの英知と活力が風となって二十一世紀に向かって広がるように、新世紀を開く大きな力の誕生が期待される。シンボルマーク中段の帯をはまなすの鮮やかな花の色の明るい桃 十一世紀へ向かって躍動する姿を表現したものであ赤で表し、下段は明るい緑でひろびろとした北の大地を、上段は明るい青で限りなく広がる大空を表している。全体の円形は友情と連帯を表しまた、流動感のある帯の曲線は「風」をイメージし、道民が二る。炎を円帯で囲んである部分は、国体マーク。七月三日と四日、釧路管内十市町村で行われる「北海道障害者スポーツ大会」の車椅子バスケットボール開催これらテーマ、スローガン、シンボルマークは、いずれも全国公募を行い、応募作品の中から選定されたものである。現在、マスコットの募集を終え、選定作業を急いでいるところであり、今後はイメージソングを公募するなど、道民をはじめとする皆さんの御参加によって、大会のイメージづくりを行い、広報活動をはじめ諸準備に活用し、多くの皆さんに国体に対する親しみを持っていただけるよう努めている。北海道障害者スポーツ大会〔(六月二五日付記事〕車イスバスケ開催地の釧路町ボランティアを子供たち主体に『釧路新聞』一九九九年六月二五日、七月四日編者注)(北海道立図書館所蔵)774第1部 社会・文化 第13章 スポーツ
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