北海道現代史 資料編3(社会・文化・教育)
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ミニバレー(大樹町)〈中略〉まち自慢のホールで道内44チーム熱戦 『はまなす国体』冬季大会デモンストレーション行事のカーリング大会が二月十九日、スポーツセンターで開幕、続いて二十、二十一日の両日、カーリングホールに全道各地から男子三十二チーム、女子十二チーム二百三十五人の選手たちが参加して熱戦が繰り広げられました。常呂町にとっては、初の国体開催。全道のトップレベ     オリーブ」が二位となり、『カーリングのまち、常呂』ルのプレーを一目見ようと集まった観覧者は連日六百人を超え、ホールは超満員。大会運営も競技役員をはじめ、交通整理、ブラスバンド、湯茶のサービスなど、町民のボランティアに支えられ、順調に進みました。競技では、地元、常呂勢が大活躍。二一日、決勝戦が行われ、男子は「常呂選抜」が優勝、女子も「ポパイ&をさらに印象づけました。(北海道立図書館所蔵)昭和四十年代、急速に成長する経済と反比例するように、ストレスや運動不足の問題が深刻化した日本。『スポーツの生活化』を目指し、全国でスポーツ少年団の設立や社会体育の必要性が叫ばれるなど、国を挙げての取り組みが始まり、四十七年、大樹町の教育委員会でも、社会体育教育の一環としてママさんバレーの教室を開催しました。ところが、固いボールやプレーの難しさに、途中でやめてしまう人が後を絶ちません。そこで、当時、指導にあたっていた小島秀俊さんは、なんとかバレーボールの面白さを知ってもらおうと、動きの少ない九人制から、であい、ふれあい、わかちあい全ては、ビーチボールとの出会いから始まった。ミニバレー物語帯広信用金庫『トーク・バザール ん情報』VOL.四一 帯広しんき一九九七年一〇月78411 第1部 社会・文化 第13章 スポーツ

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