駐ニ際シ一層ノ周到ヲ期シ進駐部隊ノ妨ゲトナルガ如キ事態ヲ惹起セシメザルト共ニ之ガ応対ニツイテモ其ノ措挙ヲ誤ラシメズ道義国民タルノ品位ヲ保持セシムル様特ニ左記事項ニ留意ノ上之ガ指導ニ誤ナキヲ期セラレ度キ旨道庁内政部長ヨリ通牒有之候条及移牒候也追而児童生徒ヲ通ジテ一般家庭ニモ本趣旨ヲ徹底セシムル様特段ノ配意相成度一、進駐部隊ニ応接ノ場合ハ特ニ言語礼儀作法ニ注意シ些カモ誤解ヲ招カザル様努ムルコト一、登下校等ハ凡テ規律アル集団的行動ヲ以テシ左側通行其ノ他交通道徳ヲ厳守スルコト一、濫リニ進駐部隊宿舎近辺ニ立寄リ又ハ路上ニ随伴シ勤務ノ妨ゲトナラザル様注意スルコト一、従来児童及未就学児童ニテ往々路上通過ノ自動車ニ投石スルモノアリタルモ今後ハカヽルコトハ絶対ナキ様戒ムルコト（札幌市立資生館小学校所蔵）札学秘五九八号昭和二十年十月三日 各青年学校各国民学校来ル十月四日ヨリ進駐軍ヲ本道ニ迎フルニ当リ進駐地関係学校ニ存リテハ主管警察署ト緊密ニ連絡ノ上昭和二十年九月二十一日酉教第一五○号通牒ニ基キ民心指導ノ徹底ヲ期スルト共ニ特ニ左記事項ニ関シ万全ノ措置相成度旨内政部長ヨリ通牒ノ次第モ有之候条此為及移牒候也追テ左記第一項ノ措置ヲナシタル場合ニハ其ノ概要ニ〈一九四五年〉西創成国民学校「昭和二十年八月以降 伴フ指令・指示並ニ処理文書綴」一九四五～四七年長殿進駐軍来道ニ伴フ学校側ノ措置ニ関スル件札幌市長 終戦ニ３ 進駐軍来道に伴う学校側の措置に関する件第1節 占領の開始と連合軍の指令、学校視察803 記
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