第二条 本会の目的は従来の保護者会、父兄会、母の会、後援会等を合同して、家庭と学校とが区内における子どもの福祉を増進しようとするすべての精力を糾合した強力な一体となし、動的なプログラムによって民主的教育を推進するにあります。本会は市内各小学校下の同じ団体と協力して、将来は市、府または全国的運動となし、より広くより永続的な民主教育の設計をするつもりです。本会は厳密に教育的な団体ですから、宗教、軍事、商業や政党の色彩はおびません。各会員の政治的参与を奨励しますが決して個々の候補者を支持しません。第三条 本会の目標1 家庭の責任 生活に基礎づけられることを信じますので、父母と先生の会は家庭生活の改善を研究し、親が子に対する義務を果す根本をたてることができます。父母と先生の会はまた子供のために両親と先生間の密接な協力に基づくものであります。この目的に則して父われわれは子どもの人格涵養が家庭母教育のしっかりしたプログラムを完成することでありましょう。イ 子学第一七三二号昭和二十三年七月二十九日北海道大学長各高等専門学校長教員組合への牽制①〈一九四八年〉男女共学の精神を家庭、学校及び学区内に浸透させます。特に男の子はつねに女の子や婦人のために意を用いる習慣を養うこと。北海道釧路国支庁教育課「聯合軍最高司令部指示による学校社会教育に関する重要事項 二十一年起」一九四六~四八年(札幌市立公文書館所蔵)昭和以下省略教育部長 第2部 教育 第1章 占領下の教育改革13 816
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