種 校 別計名二四一一一三三四四七二二二四四五考 大滝小学校上野小学校優德小学校昭園小学校清原小学校愛地小学校大滝中学校優德中学校学級数教員数備 現在六学級 一九三〇七人二、手をつなぐ学校このような、学校経営の基幹となる、学校教育基底計画の研究と構成は、どの学校も早急に着手せねばならぬところであるが、学校が単独で持つている力には限界がある。試みに、これが計画された昭和二十七年当時の学校状況を見るに一校平均 二・四学級 る、これでは、教科課程だけについてみても、十教科あるとして、一教科○・三八人の教員より配置できない、教員数三・八人ということにな単独で教育計画を樹立することの容易でないことが想像される。のみならず、学校教育活動の実践を、おろそかにすることなしに、これを完成することは、おそらく不可能と見てよかろう。小さい村だといつても、村内八校が手をつなぐとき、三○名となる、これならば、何とか出来そうである。村の学校全体が手をつなぐためには、共同の目的意識を持つことや、研究構成のための分業組織が工夫されることや、更にまた、相当の経費が用意されることが必要となる、このために、村の教育委員会、校長会、研究会が、打つて一丸となつて、活動を開始した、また、村長が非常な関心と熱意を示したことは、われわれを勇気づけずにはおかなかつた。三、全員参加体制手をつないだ学校は更に一歩を進めて全員参加体制を整えた。全員参加の意義について、われわれはこう考えた。その第一は、この計画が、自分のものとして受取れること、その第二は、自分の研修の一助となること、学844第2部 教育 第2章 教育行政・教育計画中学校小学校
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