校は、現職教育の一環として、これを進めるとき一層有意義なものになると考へた。実際の分担は、次のようにした。(イ)教科課程・全員で分担した。・連絡や指導が受け易いようにするために、なるべく同一学校内で分担するようにした。・教科によつては、同一学校内の原則により難いものがある。この場合は、近接校を考慮した(ロ)教育指導・小学校の部は大滝小学校が、中学校の部は大滝中学校があたる。(ハ)その他の計画・すべて、校長がこれを分担する。なお、小中学校を一本としての共同計画体制をとつているが、この点については、義務教育九ケ年小中学校を一貫した計画案をたてる上に役立つているものと信じている。六、実践のために本計画が、計画のための計画に終つてはならない。われわれは、この計画の構成の意図を体して、効果的に徹底的にこれが実践に努めねばならぬし、この計画の実践によつて、どれだけ教育活動を高め効果をあげることができたかを実証的に示してゆかねばならぬと思つている。この基底計画の実践にあたつて、特に留意したいこと ・ は、次の諸点である。・ 本的計画として、これが精神を尊重し、これを活用する方途を、徹底的に講じて頂きたい。・ 充分批判的に扱つてほしい。実践の結果として、これを修正し、補説することは、望ましいことである。・ 〈中略〉各学校においては、学習活動その他の教育活動の基これを、金科玉条として、遵守するのでなくして、従つて、更に各校独自の立場に立ち、あるいはその実践にあたつては、各部門間の関連に注意してほし845第2節 地域教育計画と研究体制
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