等学校とし、共同作業場を実習場として利用する。三、教員養成と指導者養成の計画全道を総合開発の計画から適当な教育行政区に分け、一教育行政区毎に義務教育担当教員の養成機関を設置する。これは道立としてもよい。現在の学芸大学は地域的に独立させた方がよい。これらを一大学にまとめることは管理上から不便でもあり不合理でもある。高等学校の教員は四年制学芸大学で養成することが望ましいが設備の拡充が困難であれば、北海道大学及び他の単科大学で養成する。特に職業科及び家庭科の教員はそれらに関する総合的技術を修得する必要があるから、総合大学の教育学部に職業、家庭教育の学科なり、講座なりを設けることが望ましい。地域の開発を指導する技術指導者、生活指導者の養成は北海道大学及び他の単科大学で行う。四、北海道大学に開発技術を向上させるためにモデル工場を設置する。その事業としては１、技術者の養成及び再教育２、職業教育の実習３、研究及び教育用機械の製作及び修理４、各種産業試験所との提携五、実施の方法第一、学校を増設しても適格な教員が得られなければ第二、総合開発の地域計画を立て、現在の単級複式学第三、産業開発に従事する青年の労働力と生活力とを第四、開発に従事する労働者及びその家庭の教養を高第五、高等学校の増設を図り、特に職業家庭科の充実教育の効果は期待できないから、新教育計画に応ずる教員養成機関の拡充を先ず図る。校の改善を図る。高めるために男女共学の定時制高等学校の増設を図る。めるために指導者の養成を図ると共に開発地域に公民館又は夜間学校を設置する。を図る848第2部 教育 第2章 教育行政・教育計画
元のページ ../index.html#864