ている。一八条には、勤務や教育活動において校長に承諾を受けなくてはいけない事項が一三項にわたって掲げられている。などを訪れて、見聞を深めさせようとしている意図が見受けられる。私立学校ということもあり、占領終了後の早い時期に、修学旅行の行き先が日本の広い地域にわたっていることも興味深い。料18に掲げる北星学園がその例である。八条から一〇条には、喪中や結婚、出産といった場合の休暇日数が掲げられ資料18は、一九五三年の北星学園高等学校の修学旅行の栞から抜粋した「参加者の心得」である。関西方面や東京884第2部 教育 第4章 小学校・中学校
元のページ ../index.html#900