北海道現代史 資料編3(社会・文化・教育)
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6 自然体験留学制度(北海道教育大学へき地・小規模校教育研究センター所蔵)鹿追町自然体験留学センター『平成五年度前期うりまく留学センター通信』集録一号道教委より小中学校課長他視察。  六二年五月文部省より初等中等局長視察。  六二年六月千栄地区大運動会に留学生の保護者も来校出場。  六二年八月地区P研究大会において、山村留学制度について発表。  六二年一○月芸能発表会に留学生の保護者も来校、懇親会を開く。一九九三年一○月学校教育及び地域の活性化を図り、より一層教育活動を充実させることを願い、都会の子どもを本町に留学させる「自然体験留学制度」を昭和六三年度より、瓜幕中学校において、平成元年度より瓜幕小学校において始めることができました。以来、毎年新しい留学生を迎えながら、今日まで瓜幕小学校においては一五名、瓜幕中学校においては三二名の延べ留学生を数えています。全道的にも数多くの町村で同制度を実施している中にあって、安定的に経過していることは、当該学校に寄せる絶大なご理解とご支援の賜物であり、そのご努力に対し心から敬意を表し感謝を申し上げるところであります。今年度からは、自然体験留学センターを開設し、里親制度と併用した新たな形態ですすめておりますが、全道的にも初の試みであり、本制度の更なる発展と充実を期待しているところであります。〈中略〉〔発刊にあたって鹿追町教育委員会       教育長高尾武〕第2部 教育 第6章 へき地教育958

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