〈中略〉養護学校、特殊学級の設置、運営のための資料を提供する。特殊児童の指導上の参考資料を得、かつ教職員の児童生徒についての理解を深め、特殊教育の振興に役立たせる。各調査地区においては、その地区の精神薄弱児教育の計画に資し、地方における特殊教育研究の振興をはかる。二 調査の機構と実施の経過1 調査の機構本調査は前述したように標本調査の方式を採用することにしたが、精薄児調査の内容を考慮すれば、この方式によるとしてもかなり大がかりな調査となることが予想された。そこで各関係機関の協力をうる必要があると考えられたので、「北海道特殊児童実態調査委員会」を設け、緊密な連繋をたもちながら調査を進めることにした。 特殊児童実態調査委員会委員氏名副委員長 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 武 委委〃 1 対象は全道小学校の第四学年、第六学年および全道中学校の第二学年の児童生徒(昭和三二年五月一日現在)全員とする。但し国立学校と私立学校は調査の都合上除〈中略〉員長 北海道教育委員会教育長 北海道大学教育学部教授 北海道教育研究所々長 員 北海道矯正管区第三部長 北海道青少年問題協議会副会長 北海道教育研究所連盟事務局長 北海道民生部々長 北海道教育庁学校教育課長 北海道社会福祉協議会事務局長 北海道教職員組合委員長 北海道学芸大学教授 札幌市福祉事務所長 三 調査方法調査の対象稲垣 奥田 伊藤秀五郎井上弥太郎井口 香取 河合 武田 田中 星野 藤野 山田 是成三郎エミ正一豊雄俊介耕輔健三大秋(5) (4) (3) 972第2部 教育 第7章 障がいのある子供の教育
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