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コレクション

殖民地区画図

1880年代から北海道庁が拓殖政策の中核として行った殖民地選定と区画事業の過程で作られた地図。

入植のための土地の貸し付け、売り払い処分のために使われました。各地の村落形成期の資料として重要な資料でもあります。

1886(明治29)年の「殖民地撰定及区画施設規定」では、1万分の1の区画原図、1918(大正7)年の「区画測設心得」では、5千分の1の原図1枚と謄写図2枚、及び2万5千分の1の縮図が1枚作製されることになっています。北海道には約800種、3400枚あり、当館のほか北海道立文書館、北海道大学附属図書館北方資料室等に所蔵されています。

各所蔵状況については、『北海道立文書館研究紀要第7号』(1992.3発行)p.33-126遠藤龍彦「殖民地区画図のデータベース化について」に「殖民地区画図所在目録」が掲載されているのでご参照ください。